Tournament article
ダンロップフェニックストーナメント 2003
第30回ダンロップフェニックストーナメントは20日木曜、いよいよ開幕
昨年覇者、横尾要
来季から、再び日本ツアーに腰を落ち着けることに決めた。米ツアーのシード奪回をかけ、今季は22試 合に出場したものの、ランク224位と奮わず。先週は来季の出場権をかけた予選会・クォリファイング スクールの2次予選にも挑戦したが、44位で最終ステージに進めなかった。
本格参戦1年目の2001年には賞金ランク105位に食い込みシード権を手に入れたものの、そのあとは低迷 が続いた。そして今年、とうとう完全に道は途絶えた。あとは推薦出場などのスポット参戦に頼るしかないが、「ちょうどいい機会。来年は日本でいちからやり直すつもりです」とサバサバと答えた横尾。
先週の2次予選が1日のびて、前日18日火曜日に成田に到着したばかりだ。昨晩は、夜中の3時ごろから 約30分刻みで目が覚めるなど、時差ボケに悩まされながらもこの日19日は、朝一便で宮崎入りした。会 場入りするなり、チャリティプロアマトーナメントで18ホール回り、ゆっくり身体を休める間もない が、20日からの本戦では「ディフェンディングチャンピオンとして、恥じないゴルフがしたい」と言い 切った。
昨年は、米ツアーのシード権を失った悔しさをぶつけて、今大会でツアー4勝目。今年も、「いずれは また戻りたいと思っている」と米ツアーへの未練を残したままで帰国第1戦を迎える。悔しさはひとまず封印し、「明日から、1打1打大事にしながら精一杯戦いたい」。昨年の再現で、連覇達成といきたい。