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ダンロップフェニックストーナメント 2003

3位の伊沢利光

「明日は最低7つ出すつもりで」
3位の伊沢利光

ここフェニックスカントリークラブで、初めての最終日最終組。好調の要因は、今週に入ってパターのシャフトを0.5インチ伸ばし、33.5インチに替えたことにあるようだ。アドレスで背を起こし気味にゆったりとストロークする方法がハマった。

6番アイアンからピッチングとクリークはドローボール。5番から3番アイアン、スプーンはストレート目。ドライバーはフェード…。番手ごとに球筋を打ち分けているショットは、ほとんど申し分がないくらい仕上がっている。好調のショットにパットがかみ合って、単独3位だ。

首位のガルシアとの5打差には顔をしかめて「2打、3打ならまだしも、5つはねえ・・・」としながらも、「優勝は、考えないわけじゃない。とにかくボギーは打たないように。最低7つくらい出すつもりでやりたい」。

逆転・賞金王にむけ、準備は整った。

写真=10番では、30ヤードのアプローチをチップインバーディ。「全体的にもそれほど大ミスがなくまずまず。17番ではボギーを打ったけど、最後、上から4メートルを入れて取り返して10アンダーにできたのが良かった。明日にむけて良い方向に行ったかな」と伊沢。

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