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ダンロップフェニックストーナメント 2003

ますます白熱!! 賞金レース 現在ランク1位に立つトッド・ハミルトン

ハミルトンにとっては、これが日本ツアー最終戦だ。次週は、来季の米ツアーの出場権をかけた最終予選会挑戦のため、渡米する予定だ。初の賞金王の座を射止めるには、今週が正念場なのだが、過去のデータをみる限り、ハミルトンとここフェニックスカントリークラブの相性はいまひとつだ。

初出場の92年から連続11回出場しながら、最高順位は99年の19位タイ。しかも、翌年 2000年から昨年まで3年連続で予選落ちをしている。

今年も、あまり期待できそうにない。というのも、連戦の疲れが出ているためか、「最近どうも集中力が出なくて・・・。いまは頭がからっぽの状態なんだよね・・・」と深いため息。チャンスは残り1試合というのも、賞金王へのマイナス材料には違いない。

しかし、戦わないうちから諦めるような選手ではない。「もちろん、ベストは尽くすつもり」。鋭い眼光で、今週、見つめる先は一点しかない。

※この原稿の中の賞金ランクは、海外メジャーでの獲得賞金を含みます。

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