「2001年の優勝は、18番に来るまでにかなり差が広がっていたので、気持ちに余裕があったことを覚 えています。15番ホールが終わったところで、このまま無難にいければ大丈夫だろう、と思ってい たことを思い出しますね。当時は、まわりを気にすることなく、強風の中でも自分のプレーに集中できたことが勝因だったと思います。

しかし今年は、残念ながらあまり調子が良いといえないのが現状です。いや・・・ゴルフ自体の調子はとってもいいのに、なぜか結果にまったくつながらない。これが自分の実力ではないことを祈るばかりです（苦笑）。まあ、今はたまたま調子の波が低いのだ、というふうに考えて、これから上がっていければいいな、と。思い出のこの大会で、なんとか上昇のきっかけをつかめればいい。もちろん、出場するからには2回目の優勝を目指して！　エンジョイ・ザ・ゲームをテーマに、頑張ります。ギャラリーのみなさんも、ぜひ大会を堪能してください」

写真＝歴代チャンピオンの伊沢、佐藤とともに、JGTO理事長・島田幸作よりチャンピオンブレザーを 受け取る宮本。

• 宮本 勝昌