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JCBクラシック仙台 2004

“夏男”細川和彦が単独2位

「明日は35℃くらいになればいい」
“夏男”細川和彦が単独2位

この日2日目の真夏日に、鼻血を出しながらプレーした選手もいれば、「もっと暑くなれ!」と、天に 祈った選手もいた。細川だ。

これまでのツアー7勝のうち、初優勝から続けて4勝が、真夏の大会。うだるような暑さの中、ひとり涼 しげな顔をして勝利をさらい、“夏男”の異名を取った。

幼少期、サッカーや野球で鍛えられた強靭な体は、酷暑にもものともしない。むしろ、「体がよく動いてゆったりとしたリズムで振れる。冬場と比べて、10ヤード以上も飛距離が伸びる」と細川にとってはメリットばかりなのだ。

この日2日目は、前半の12番パー5から波に乗った。残り18ヤードの第3打は、サンドウェッジで「ジャストイン!」チップインイーグルに勢いづいて、続く13番から3連続バーディ。65の今季自己ベストスコアをマークして通算7アンダー、単独2位浮上だ。

「この調子で自分のゴルフが続けられたら、最終日には“楽しいこと”が、待っているかも。…明日は 35℃くらいになればいい」待望の“V8”目前に、細川が熱く燃えている。

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