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ダンロップフェニックストーナメント 2004

青木功に特大の花束

先週15日、米フロリダ州セントオーガスティンで行われた世界殿堂入りの式典のスピーチで男泣きしてから1週間。その足で、テレビ解説としてここ宮崎・フェニックス入りした青木功が、日本のファンの前で改めて、大きな祝福を受けた。

この日3日目のスタート前。1番ティグラウンドでマイケル・F・グレニー大会会長(=写真中、右)から特大の花束を贈られて、「こんなにたくさんの人たちにお祝いされて。ほんとうに、プロゴルファー冥利に尽きるよ」と、感慨深げ。

スピーチでは、これから選手たちがスタートしていくティグラウンドを、しみじみと踏みしめながら、「僕はいつまでも現役でありたいと思っているから。そのうち、またいつかここからティショットしたいものだね」と笑って、スタンドを埋め尽くした大観衆から大きな拍手を浴びた。

深堀圭一郎らトップスタートの選手たちに、「おい、今日は俺も入れて、一緒に4人で回ってくれるか?!」とおどけて笑う表情は、62歳とは思えない若々しさにあふれていた。

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