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ダンロップフェニックストーナメント 2004
タイガー・ウッズが、宮崎再上陸!!15日月曜日はファンとの集いも開催
数字だけみれば今シーズンも、けして悲観すべき結果ではない。
それでも、さまざまな憶測が飛び交ってしまうあたりがスーパースターたるゆえんであり、またそれゆえの苦しみでもある。
今季の賞金ランキング4位は、初シード入りから2度目の自己ワーストランク(98年に4位)。
今季米ツアーは、2月のアクセンチュアマッチプレーの1勝だけ。
メジャーの勝ち星は、2002年の全米オープンから、見放されたまま。
9月には、ビジェイ・シンに世界ランク1位の座をいよいよ明け渡し、2週前のツアーチャンピオンシップでは3日目、首位に立ちながら結局、2位に甘んじている。
真の強者には、常に勝ち続けることだけが要求される。そしてそれが達成できなかったとき、こんな疑問がついて回るのが運命。
「どんな獲物も捕らえて離さなかった、あの圧倒的な強さはどこに影を潜めてしまったのか…?」
デビューの年にツアー初優勝をあげ、その翌年の97年を含む、過去5度の賞金王という輝かしい栄光が、ここ2年間の成績とのコントラストを、より強調してしまうのだ。
今年、エリンさんと結婚式をあげるなどプライベートが充実しているだけに、ゴルフに関するあらぬ憶測は高まるばかり。
ここ宮崎で前回出場の8位タイを上回る大活躍で、周囲の雑音を払拭してほしい。
写真下=15日月曜日、フェニックスシーガイアリゾート内のワールドコンベンションセンター サミット」で、『タイガーウッズとファンの集い』が開かれました。
ファンのみなさんの「もっとタイガーを身近に感じたい、触れあいたい」との要望にお応えするために企画されたもので、大会前売り入場券の購入者の中から抽選で、ペア250組500人を招待して行われました。
ステージ上でのデモンストレーションや、ウッズが指導するゴルフクリニック、プレミアムグッズのオークションや記念撮影などが行われ、ファンのみなさんとの親密な時間がもたれました。
(※オークションの収益金は、宮崎県のジュニアゴルファー支援基金に寄贈されます)