Tournament article

アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2004

川岸良兼「今週こそ、期待できますよ」

先週のABCチャンピオンシップは、最終日のバックナインで不運が続いて2位タイに終わったが、「今のようなゴルフを続けていれば、「そのうちドカーン、とお返しが来る」と、信じている。

昨年夏から「高弾道の球を打つ」よう意識するようになって、ショットは絶好調。今季、春先こそ結果が出ずもたついたが、周りを見渡しても「なんで、こんな選手たちに俺は勝てないんだろう」と自身、不思議に思うくらいだったという。

懸念材料だったパッティングもようやく上昇の兆しを見せはじめ、「やっと、全体的なバランスが整ってきた」。5年ぶりの復活優勝にむけ、準備は十分すぎるほど万端、整っている。

みすみす勝利を逃した先週の反省材料は、「前半のうちに、後半のミスをカバーできるほどのリードができていなかった」ことだ。

今週の麻生飯塚ゴルフ倶楽部は、幸い、インコースのほうが「広々としたレイアウト」で、豪打・川岸のプレースタイルに向いている。
ひとたび勝てば、あとは3つでも4つでも続けて勝つ自信もある。

今度こそ、「期待できますよ」。初日、7アンダー首位タイにつけて、ニヤリと笑った。

    関連記事