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中日クラウンズ 2004

2位タイ発進の深堀圭一郎

「強い気持ちでプレーできるようになった」
2位タイ発進の深堀圭一郎
一昨年前にろく軟骨を骨折。時期を同じくして、陥った重度のパッティングイップス ・・・。さまざまなアクシデントを乗り越えて、昨年の日本オープンで復活優勝をあ げたことが、「僕の心をいっそう強くしてくれた」と深堀はいう。
常日頃から口にしている「USPGAツアーへの本格参戦」のほかに、今年新たに掲げた 目標は、「どの世界でも、常にトップでいられる人であること」。そのために、この オフはますますストイックにトレーニングに励んだ。
1日2時間の走りこみを欠かさず、故障を減らす体作りのために、柔軟性を高めるスト レッチメニューを増やして汗を流した。結果的に、体重は3キロ減。ウェストまわりは5センチも細く締 まり、今季は1サイズ下のパンツをはいている。
スリムになって、今年ショットの切れがますます鋭くなった。
加えて、契約3年目を迎えたナイキのニュードライバー『イグナイト350』の相乗効果 で、飛距離が15ヤードも伸びて、「バーディを取りたい、ではなく、バーディを取る、という強い気持 ちでプレーできるようになった」。シーズン序盤から、持ち前のド根性魂が全開だ。
「昨年までのような迷いは、いまいっさいないから」。キリリと歯を食いしばった。

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