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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2005
<ニュース>岡本綾子選手が世界ゴルフ殿堂入り
殿堂入りを知らされたときの心境を「本当にびっくりして、コミッショナーと何を話したか覚えてないくらい」と振り返り、「この栄誉は私一人だけのものではないですし、殿堂入りすることによる責任も多大です」と改めて、その栄誉に身を引き締めている様子だった。
日本人の殿堂入りは、一昨年の樋口久子、昨年の青木功に続いて3人目。岡本選手は日米両ツアーなど世界的な活躍が認められ「国際投票部門」で選出された。
同部門で、女性が選ばれたのは初の快挙だ。
国内外で通算62勝をあげ、87年には米女子ツアーの賞金女王にも輝いている岡本選手は、いまの宮里藍選手や、横峯さくら選手ら若手10代の活躍を例に取り「自分のような50代の選手が彼女たちと戦っても違和感はない。私も、自分自身のための挑戦として試合に出る以上は優勝をねらいたい」と、力強く話していた。
殿堂入りの式典は11月4日、世界殿堂のある米フロリダ州セントオーガスティンで行われる予定。