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JCBクラシック仙台 2005

佐藤信人「4日間で、いちばん良かった」

欧州ツアーからの復帰第1戦。最終日は、67でまわって通算7アンダーに、「今日は、4日間で一番良かった」。ホールアウト後は大勢のファンに囲まれペンを走らせながら、白い歯もこぼれ出た。

井上透コーチと離れての転戦生活に、すっかりショットの調子を崩してしまった上に、パットのイップスにかかり、どん底を味わった。
先月5月にシーズン途中の欧州撤退を決意して帰国し、ツアー初優勝を飾った思い出のこの大会を「再出発」と位置づけて、初日のスタートティに立ったのだった。

はじめは調子が出ず、表情もどことなく冴えなかったが、慣れ親しんだ舞台で、徐々に息を吹き返した。
完全復調とはまだまだ、いかないようだが、手ごたえはつかんだようだ。

このあと、1週間のオープンウィークを経て、次の予定はマンダムルシードよみうりオープン。
「しっかり調整して、また頑張ります」。その表情は、初日よりもうんと明るかった。

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