Tournament article

サントリーオープンゴルフトーナメント 2005

深堀圭一郎「僕が頑張っている姿が力のひとつになれば」

15番で、バーディを奪った。ロープ際に向って、ガッツポーズを作った。
「見てる前で、スコアを伸ばせてよかった。僕が頑張っている姿が力のひとつになれば、と思いながらプレーした」。

68で回って通算4アンダー、6位タイに浮上したこの日のゴルフを、ぜひとも見届けてほしい相手がいた。
明大中野高校時代の後輩の栃東さん。
折りしも、今大会最終日から始まる秋場所を控えた大関が、この日わざわざコースに足を運んだのは、深堀のプレーから“元気”をもらうためだった。

「いつもそうやって、お互いに再認識しあう。やる気をもらい合うんです」(深堀)。
栃東さんに向けて作った15番のガッツポーズは、その合図でもあった。できれば最終日には今季2勝目をあげて、後輩へのさらなるエールとしたい。

関連記事