Tournament article

コカ・コーラ東海クラシック 2005

谷口拓也「あれは弟のプレー」

4番のバーディで、一時はヤンと並んだ谷口だったが、ハーフターンの3ホールで息絶えた。
10番でダブルボギー、11、12番で連続ボギーを打って、チャンスは消えた。
「・・・この3ホールだけ、僕に“弟”が宿ったんです。だから、あれは弟のプレーなんです」とおどけたが、悔しさも残る。

8番と9番で絶好のバーディチャンスを外したことで、ペースを崩した。
リーダーの、まったく隙のないゴルフにも度肝を抜かれた。

「ヤンさんは本当にもうベタピンばっかりで・・・。途中から、もうバーディなのかイーグルなのか、分からなくなるくらい(笑)。同じパーでも精一杯のパーと、狙ってパーと、全然違います」と、完全にお手上げ状態。

それでも、上がり2ホールの連続バーディが救いだ。
「良いリカバリーもできたので、気分よく次に行ける。最終日、最終組の経験は絶対に必要。今後、生かせるようにしたい」。
気持ちを切り替え、3位タイフィニッシュも前向きに捉えた。

関連記事