今週のジャパンゴルフツアーは茨城県の石岡ゴルフ倶楽部でアコムインターナショナルが開催される。７月に開催された日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ以来、地元に戻ってきた細川和彦は火曜日の練習ラウンドを終了すると父親の和男さんと友部町役場に向かった。日本ゴルフツアー選手権で自身の優勝を記念して、開催コースである宍戸ヒルズカントリークラブの地元である友部町（茨城県西茨城郡友部町）へワゴン車（トヨタ・VOXY）を寄贈するためだ。友部町川上好孝町長を訪れた細川は「優勝なんてそんなにできるわけじゃない。だからそんな時、何か特別な思い出を作っておきたいんです。家族みんなに相談して一番良い方法は何かなって、その答えがゴルフを通じて社会貢献でした」と話した。川上町長からは「日本ゴルフツアー選手権ではボランティアの人達にもファンにも気さくにサインをする細川選手の評判がよく、そんな細川選手が優勝してくれたことで地元の人たちに勇気を与えてくれました。茨城県民として誇りに思っています。今年は５０名以上の町の職員がボランティアで参加したり、友部町はスポーツの町として動きだしています。子供たちにはスナッグゴルフを、シニアの方々にはグランドゴルフをとゴルフが３世代共通のスポーツになってきています。寄贈していただいた車は地元のために色々活躍すると思います。細川選手の本当の気持ちがこもった贈り物です」と感謝が伝えられた。

• 

• 細川 和彦