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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2005

深堀圭一郎「悔いはない」

最終18番パー3で、あわやイーグルのスーパーショット。ボールは、カップの左淵をクルリと回ってこぼれ出た。
入れば、自身初のホールインワンだった。
227ヤードと、距離のあるパー3。
その様子は、肉眼では見えなかった。あとで、テレビのVTRを見て、端正な顔をクシャクシャにさせて悔しがった。
「入っていれば、最高に盛り上がったのに・・・!!」。

今大会が始まる前の賞金ランクは3位。自己最高の2位に入ることが、目標だった。
結局、同4位だった今野に優勝して越され、ランク3位に終わったが、思い残すことは何もない。

シーズン終盤、体の故障を抱えながら執念で出場を続けた。
思うような成績が残せず、不甲斐ない思いをしながらも、最後まで堂々と戦った。
「精一杯、頑張ったから悔いはない。・・・来年、もっと良い年にしてみせますから」。
力強く言い切った。



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