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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2005

伊沢利光、狙うは県内連覇

大会の地元・飯塚市に移り住んで5年目。コースまでは、車で15分もかからない。ツアーで唯一、自宅通勤ができる今大会はこの日のプロアマ戦まで愛車ランボルギーニで通っていたが、「明日からは、BMWにする」。

すべての競技が終わるまで「エンジンはかけないで」と大会関係者に釘を刺されたのは昨年大会。
派手なエンジン音は、駐車場から2ホール離れた7番パー4まで届いてしまう。
他の選手のプレーに差し支えると、本人も気を遣って練習場で時間をつぶしたりしていたのだが、「さすがにちょっと不便だったので。今年は、本戦からおとなしい車で来ることにしました」と笑う表情には、いつもよりも余裕が見られる。

「僕も含めて、家族みんながのほほ〜んとしている」。

心からリラックスできる家で1週間を過ごせることは「プラスになるはず」と、本人も予想している。

昨年大会は、初日にアルバトロスを達成して地元ファンを沸かせると、最終日には2打差2位からの優勝争い。
しかし結局、3位に沈んでいるだけに、「今年こそ」の思いも強い。

今年8月のアンダーアーマーKBCオーガスタで復活優勝をあげており、家族にも「今週は地元での連覇をねらって」と、激励を受けている。

「・・・そう簡単に言われても、という気持ちもあるけれど(笑)。僕も、かなりやる気なのは確かだよ」。
期待が高まる。

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