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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2005
伊沢利光、狙うは県内連覇
すべての競技が終わるまで「エンジンはかけないで」と大会関係者に釘を刺されたのは昨年大会。
派手なエンジン音は、駐車場から2ホール離れた7番パー4まで届いてしまう。
他の選手のプレーに差し支えると、本人も気を遣って練習場で時間をつぶしたりしていたのだが、「さすがにちょっと不便だったので。今年は、本戦からおとなしい車で来ることにしました」と笑う表情には、いつもよりも余裕が見られる。
「僕も含めて、家族みんながのほほ〜んとしている」。
心からリラックスできる家で1週間を過ごせることは「プラスになるはず」と、本人も予想している。
昨年大会は、初日にアルバトロスを達成して地元ファンを沸かせると、最終日には2打差2位からの優勝争い。
しかし結局、3位に沈んでいるだけに、「今年こそ」の思いも強い。
今年8月のアンダーアーマーKBCオーガスタで復活優勝をあげており、家族にも「今週は地元での連覇をねらって」と、激励を受けている。
「・・・そう簡単に言われても、という気持ちもあるけれど(笑)。僕も、かなりやる気なのは確かだよ」。
期待が高まる。