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PGM シリーズ゙第1戦ワールドチャレンジ 2005

62の自己ベストで逆転優勝を果たした梶川武志

62の猛チャージ、爆発力をアピールした梶川武志
PGMシリーズ第1戦「ワールドチャレンジ」最終日は、熊本県宇城市のワールドカントリー倶楽部(7,016ヤード・パー72)にて予選を通過したツアープレーヤ76名とアマチュア3名が参加して行われた。
通算14アンダーで並んだ梶川武志(34)と井手口正一(32)がプレーオフの末、1ホール目でバーディを獲った梶川が優勝、賞金180万円を獲得した。
ベストアマチュアには、この日2アンダー70で回った中山聖輝が通算4オーバーで輝いた。

この日10アンダー62をマークした梶川武志が逆転優勝を遂げた。1番から4連続バーディで「波に乗れた」梶川は、その後も「ショット、アプローチ、パター全部良く」バーディを量産した。62は自己ベストだ。「すばらしいプレーが出来ました」と納得。この2日間ノーボギーだった。

これで昨年のPGMシリーズ大日向チャレンジにつづくチャレンジ2勝目。「PGMさんとは相性がいいのかも」と笑いがこぼれる。
ホールアウトしてから最終組が上がってくるまで1時間以上待った。「待っている時間はいやでしたね。早く決めてくれという感じで」それでも気持ちを切らさなかった。プレーオフに備え、集中力を高めた。
過去に2003年チャレンジのキャスコカップでプレーオフの末、T・スリロット(タイ)に負けた経験がある。「今日はあの時より落ち着いて」プレーオフに挑むことが出来た。1ホール目の17番で4mのスライスしてフックする難しいバーディパットを沈めた。
「これまで自分の実力を試合で出し切れない事が多かった。これから結果と言うよりは、いかに自分自身のゴルフを試合で落ち着いてやれるか、を目指す」
自分のゴルフが出来れば、実力はある。結果もおのずと付いてくるだろう。

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