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PGM シリーズ第4戦阿見チャレンジ by JGTO 2005

明日もきっちりプレーして優勝したい!森田 徹

首位に立った森田徹
PGMシリーズ第4戦「阿見チャレンジ by JGTO」(賞金総額1000万円、優勝賞金180万円)第1日は、茨城県稲敷郡の阿見ゴルフクラブ(6,879ヤード、パー72)にて、ツアープレーヤー148人とアマチュア4人の計152人が参加して行われた。

台風11号の接近の影響で強風、午後からは時折強い雨が吹き付ける悪コンディションの中でのプレーとなった。
首位に立ったのは、5アンダー67で回った森田 徹(35才)。1打差の2位に山下和宏(31才)、竹本直哉(28才)の2人が並んでいる。
1オーバー73までのツアープレーヤー77人と6オーバー78までのアマチュア3人の計80人が明日の決勝ラウンドに進んだ。

首位に立った森田徹は「風は気にならなかった。風は強い方が計算できるのでいい。中途半端に吹く方がいやです」と強風を苦にしなかった様子。この日は29パットと「パットに助けられました。タッチだけ気にしてみたら、よく入ってくれた」とパットが好調だった。

ここのところショットは調子が良く、先週の兵庫県オープン(8/20〜21 妙見富士CC)でも初日68で3位タイ、最終日最終組でプレーしたが、終わってみれば15位タイだった。「今まで3,4回最終日最終組で回ったことはあるのですが、いつも初日は良くて最終日がだめなんです。一度もベスト10にも入らない」
自分でももどかしい。「勝ちたいという思いが強すぎるのか?」反省することも多い。しかし、今回のチャンスを何とかものにしたいと思っている。
「悔いのないプレーをしたい。これで負けたら仕方ない、というような」
逆に言えば、これまでは悔いの残るプレーをしてしまったということだろう。その借りを返さなければならない。
そのためにも「きっちり2日間プレーして、ちゃんと優勝したい」
最終日は台風の影響でどうなるかわからない。たとえば18ホールに短縮というケースも考えられる。しかし、このまま優勝というケースは中途半端でいやなのだ。
はたして森田の切なる思いは、天に届くのか。
  • 1打差で追う竹本直哉

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