Tournament article

カニトップ杯チャレンジトーナメント 2005

チャレンジトーナメント第11戦「カニトップ杯チャレンジトーナメント」最終日、初日からトップの清田太一郎(フリー)が4バーディ、4ボギーの72、通算−4(212)で今季チャレンジ初優勝を飾った。

優勝賞金360万円を手に入れ賞金ランキング2位に浮上した清田太一郎
2位タイには通算−2(214ストローク)で田中一(泉ヶ丘CC)。ベストアマチュアには3日目のベストスコア69を出し、通算+10(226ストローク)で山田純一(ザ・仙台)。
最終組がスタートするころから雨が降り始め気温が下がり、秋を感じさせる「カニトップ杯チャレンジ」の最終日となった。単独トップスタートの清田は前半を2バーディ、2ボギーのイーブンでターン、後半に入ると11番、13番でボギーとして田中一に並ばれるが17番、18番のバーディでスコアを戻し、初日からのトップを守りきり完全優勝を飾った。清田は昨年のPGMシリーズ松島チサンby JGTO以来チャレンジ2勝目。この大会の優勝で賞金360万円を獲得、ランキングを2位に上げた。
清田太一郎のコメント:「出だしの1番で80cmのバーディをとって今日は楽かなと思ったら、2番の3パットでボギー。そこからパッティングがおかしくなりました。ただ昨日と違ってショットが良かったので、前半は助けられました。後半に入ってからバタバタでしたね。11番難しいロングなんですが、2打目を木に当ててどんどん悪い方に展開して行く、5オン1パットでよく堪えたと思います。13番ではフェアウェイから78ヤードをグリーンオーバーしてボギー。自分でも信じられないショットでした。この時点でもうダメかなと思ったくらいです。ショットの感覚がなかったですから。16番で速報を見た時並ばれていました。気持ちを切り替えたんですけど、17番はクリークで打ったのがミスショット、でも勝つ時は不思議ですね。もししっかり当たっていたらオーバーだったでしょうね。ピン手前4mを入れてバーディ。18番は初日、2日目あまりイメージが良くなかったのでスプーンで打って、これも右の深いラフに。でもボールだけ浮いてたんです。ここで守ったらあかんって思って、スプーンならひっからないと思い、良いショットが打てました。最後ピン左20mにのせて2パットのバーディでした。今日は1日に2R分ぐらいの経験をしました。ラウンドの途中、ツアーならまだ3日目だなんて考えたりしてみたのですが。 それでも初日から1位を守りきる、逃げ切ることの難しさを思い知らされました。清田太一郎 1980年6月12日生まれ 熊本県出身 日本体育大学
2003年1月1日ツアープレーヤー転向。2004年チャレンジトーナメントPGMシリーズ松島チサンチャレンジby JGTOでプロ初優勝し賞金¥2,635,826(5位)で2005年はチャレンジトーナメント5位以内の資格でツアーの出場資格を獲得。今季はツアー19試合に出場中。チャレンジトーナメントは今季PRGRカップ(関東)とカニトップ杯チャレンジの2試合目。
  • 17番パー3で4mのバーディパットを入れる清田

関連記事