全６試合で繰り広げられる全英オープン日本予選は３試合を残し、現在、出場権が与えられる上位２位につけるのは、武藤俊憲と横尾要。

マンシングウェアオープンＫＳＢカップでツアー初優勝をあげた武藤は、２週連続Ｖがかかった先週の三菱ダイヤモンドカップでＶ争いの末に７位タイ。
同予選のランクトップに躍り出ました。

上州のからっ風で有名な群馬県でゴルフを覚え、強風の中でのプレーは慣れているという武藤。
「…まだまだ、夢の話だけれど。もし出られたら、群馬の風が世界一ということを証明したい」と意欲を燃やします。

横尾は、三菱ダイヤモンドカップで４年ぶりのツアー通算５勝目をあげて、全英オープン日本予選ランクもいっきに２位浮上。
「それまでは、ランク40位にも入っていなかったのに、この１試合でいきなり２位！？（苦笑）。僕のショットじゃまだまだ通用しないとは思うけど、それでももし機会をいただけるのなら、しっかり準備を整えて挑戦したい」。
夢のメジャー舞台にがぜん、色気が出てきました。

もちろん、下位の選手にもまだまだチャンスはあります。
ほかにも、全英オープン日本予選シリーズの最終戦にあたるミズノオープンの上位４人にも出場権があり、大きく門戸が開かれたジ・オープンへの道へ、選手の熱い視線が注がれています。

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• 武藤 俊憲
• 横尾 要