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マンダムルシードよみうりオープン 2006

第3ラウンドの残り競技が終了、いよいよファイナルラウンドへ

初日から、波乱続きのマンダムルシードよみうりオープン。3日連続のサスペンデッドとなっていた前日3日目の第3ラウンドがこの日最終日にようやく終了し、ゲームはそのままファイナルラウンドへ突入する。

この日も濃霧のため、競技の再開が1時間半、遅れた。
このため、ファイナルラウンドは選手の組み換えを行わず、第3ラウンドの組み合わせのまま実施することになった。
アウトスタートは10時30分よりスタート(インは10時35分)。最終組は、12時20分にティオフする。

第3ラウンドの14番セカンド地点から競技を再開した増田伸洋(=写真上)は、17番で6メートルのチャンスをねじこんだ。
最終18番は第2打のライが悪く、レイアップするしかなかったが、第3打をピン奥4メートルにつけてやはりバーディ。
ヤンと並んで迎える最終日は、自身初のリーダーからのスタートとなる。
「いま、ゴルフは絶好調」と言い切るだけに、初優勝にむけて「頑張っちゃうよ!」と、気合十分。

2ホールを残していた第3ラウンドで、競技が再開されるなり連続バーディを奪って通算10アンダーとさらにスコアを伸ばした韓国のY・E・ヤン(=写真中)は、スタートを待つ間、全米オープンのテレビ中継を見てイメージトレーニング。

「・・・そのおかげか、引き続きゴルフは好調です。でもまだまだ、どうなるかわからない。油断しないようにします」と、淡々と話した。

首位の2人を1打差で追いかけるのはホストプレーヤーの星野英正(=写真下)と、2試合連続優勝と大会2勝目をねらう谷原秀人。
さらに、宮里優作が3打差の6位タイから、やはり初優勝をかけて最終決戦に挑む。

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