Tournament article

〜全英への道〜 ミズノオープン 2006

横尾要も全英オープンに意欲満々

谷原に続いて、全英オープン日本予選の実質2位につけるのが横尾要だ。5月の三菱ダイヤモンドカップでツアー通算5勝目をあげて、メジャーをかけた熾烈な争いに加わった。

優勝時は「今の自分は、行っても通用しない。ちゃんと、実力をつけてから行きたい」とクールに話していたものだが、本音は違う。
先週の会場で、日本予選ランクの上位につける選手たちに聞いて歩いていた。

「武藤くん、いま、体調どう?」。
「谷原は、痛いところとかはないかな?」。
「近ちゃんは、調子はどうよ」。

日本予選ランク実質3位につける武藤俊憲、同1位の谷原秀人、同4位の近藤智弘・・・。
ライバルたちの様子を伺い、けん制していた。
横尾も、メジャーの舞台を踏みたい気持ちでいっぱいなのだ。
この戦いに決着がつくのは、いよいよ今週・・・。

※今年の全英オープンは、日本プロからミズノオープンまでの計6試合をあわせた全英オープン日本予選ランキング上位2位タイまでの選手にその出場権が与えられますが、すでに資格を持っている選手は対象から外れます。
よって、現在、同ランク2位の片山は、昨年の日本オープン優勝者の資格ですでに出場が決まっていますので、ランク3位につける横尾要は、実質2番目となるわけです。

関連記事