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サントリーオープンゴルフトーナメント 2006
深堀圭一郎、夫人の誕生日に爆発!
なんとか、好スコアでみんなを祝いたい気持ちで一杯だったが、ショットの不振が思うようなゴルフをさせてくれない。
先週の大会は打ち上げのホールが多く、トップからの切り返しで「しゃくりクセがついていた」。
そのため、アイアンの距離感が合わない。
それでも、いよいよ最終日のこの日10日こそ、良いプレーがしたかった。
妻・晶子さんの誕生日。
3日目のホールアウト後は300球、日が暮れるまで球を打ち込んだ。
その成果はきっちりと出た。
さらにいえば、ジャンボ尾崎と同じ組で回れたことも良かった。
「苦しみながら、一生懸命やられているのをそばで見て頭が下がる思い。“自分も”と気持ちが高ぶった」。
59歳の不屈の精神にも後押しされて、この日6バーディ(1ボギー)の65。
「勝つようなゴルフは今週、出来なかったけど。とにかく今日は良いプレーがしたかった。気分よく、お祝いができそうですね!」。
晶子子さんの誕生祝いで、しばしの休息を取ってから来週火曜日には北海道へ飛ぶ。
ディフェンディングチャンピオンとして、ANAオープンに乗り込む。