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サントリーオープンゴルフトーナメント 2006

星野英正「途中、勝てるかもと思ったほど」

スコアカードだけ見れば、ヤンとは6打差。優勝には遠く及ばないスコアだが、それでも星野には「ひょっとしたら、優勝カップを持っていたのは自分だったかも」という自負がある。

それくらい、この日最終日のゴルフに手ごたえがあった。
2アンダーで折り返したバック9は、ますますアイアンショットが冴えて、迎えたチャンスは数え切れない。

「途中、勝てるかもしれないと、本気で思ったくらい。ただ、ちょっと運がなかった」。

わずかの差で、バーディパットが決められなかった。
通算8アンダーは、ホールアウトした時点で単独3位。

ラッキーだったのは、2つ後ろの最終組で回る谷口徹が最終18番でボギーを打ったことだ。
2位タイに順位をあげて、「我慢していれば、そのうち必ず良い結果が出るはず」と、再認識できた最終日だった。

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