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サントリーオープンゴルフトーナメント 2006

宮里優作が単独首位

「そういえば最近ずっと、スコアカードを書くのが楽でした」と、笑った。この難コースで2日間ボギーなし。さらにいえば、先週のフジサンケイクラシック最終日の13番ホールから、42ホール連続ボギーなしだ。

「今日は前半、アイアンが10ヤード単位で距離感が合わせられず。でも、なんとかアプローチで上手くしのぐことが出来ました」。

2005年のブリヂストンオープン3日目以来の首位。
自身初の単独首位に期待がかかるのは、史上初の兄妹同時優勝だ。

米女子ツアーから一時帰国。今週の女子プロゴルフ選手権で今季初の国内戦を迎えた妹の藍さんが、暫定ながらやはり単独首位に立っている(8日現在)。

「藍ちゃんのほうは、普通にやれば上にいけるでしょう。でも僕は・・・」と、苦笑した優作。

「男子ツアーは最終日までノーボギーで行くくらいじゃないと、相当厳しいですしね。もちろん、結果がそうなれば最高だし出来ないことではないけれど、たとえ今回は無理だったとしてもこの先いくらでもチャンスはあるから。そのへんは特に意識はしない」と、クールに応えて席を立った。

インタビューを終えるなり練習場に直行した。
「今日はドローボールが2、3発不調だった。ピンを刺せなかったから」と、日が暮れるまで練習場に居座った。
決勝ラウンドにむけて、調整に余念がなかった。

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