Tournament article
コカ・コーラ東海クラシック 2006
ディフェンディングチャンピオンは韓国のY・E・ヤン
これに照準を合わせている選手のひとりが、ディフェンディングチャンピオンのヤンだ。
苦い過去がある。
2004年、ヤンはファイナルQスクールへの“切符”を持っていた。
「大先輩のK・J・チョイさんの後に続く」との野望を胸に、エントリーした直後にハプニングは起きた。
締め切り直前に書類に書き込んだクレジットカードが、その時点で使用限度額を超えており、エントリーフィーが期限までに支払えなかった。出場資格を失った。
二度と同じ失敗はするまいと今年は、すでにセカンドステージからのエントリーを済ませてあるが、さらに賞金ランクを上げれば、自動的にファイナルからの挑戦も可能だ。
「いよいよ残り1試合。もちろん、狙っていきますよ」。
今大会の優勝賞金は2400万円。
連覇を達成すれば、さらに有利な立場で世界を狙える。