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コカ・コーラ東海クラシック 2006

深堀圭一郎「恩返しは別の機会に」

この日最終日は1日中雨。生い茂るラフはたっぷりと水分を含み、難易度はいっそう増した。もともと苦手なコースが、ますますキバを剥く。

それでも、「いつか三好を克服したい」。
そんな熱い気持ちから、今年はハウスキャディ歴6年の豊田さつきさんを起用して、二人三脚でこのホスト大会での優勝を目指して踏ん張った。

応援にかけつけた妻・晶子さんの前で、精一杯コースと格闘するうちに、どんどん前向きな気持ちが出てきた。

スコアにこそ結びつかなかったが、スイングの課題も見つかって「次の日本オープンにむけて、手ごたえのあるラウンドが出来た」と、満足そうだ。

今大会主催のコカ・コーラとサポート契約を結んで約10年。
深堀にとってはその日本オープンよりも、意味のあるトーナメント。それがこのコカ・コーラ東海クラシックでもあるのだが、「社長から、これからも主催していただけると聞いているし、この先まだきっとチャンスはあるから。また、別の機会に恩返しできればいい」。
通算6オーバー16位タイにも、前向きに話した。



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