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ABC チャンピオンシップ 2006
マンデートーナメントからの挑戦井上忠久が8位タイ
それだけに前日26日(木)、今シーズン限りの引退を宣言していた日本シリーズで、涙、涙の“日本一”に輝いた瞬間は、嬉しくてたまらなかったという。
「ビール掛けが終了するまでテレビで見ていた。感動させてもらいましたね」。
その余韻を残したまま迎えたこの日2日目は、15番のイーグルを含む69をマーク。
通算4アンダー8位タイでの決勝ラウンド進出に「新庄効果ですかね?!」と、声も弾む。
昨年、ツアーの出場優先順位を決めるファイナルQTで失敗して、今年は出場権がない。
23日(月)のマンデートーナメントで権利を得た今大会が、今季ツアー3戦目。
やはりマンデーから本戦に進出した昨年も予選通過を果たしたように、ここABCゴルフ倶楽部とは相性が良く、「今年も、落ちる気がしなかった」とご機嫌だ。
2004年のこの大会で史上19年ぶり、3人目となるマンデートーナメントからのチャンピオンに輝いたのは『井上信』。
同じ苗字のよしみで、こちらの“井上”も快挙達成といきたいところだが「僕ですか? ・・・僕はないない!!」。
本人は全否定したが、何が起きるか分からないのがゴルフというゲームだ。