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2005 アジア・ジャパン沖縄オープン 2006

宮里藍は苦戦・・・

スタートの10番で、地元・沖縄のジュニアと記念撮影
男子ツアーのコースセッティングに、海からの強風が加わる。最大瞬間風速は17.7メートル(午前9時1分時点)。朝、コースに来た時点で、長兄・聖志は顔を雲らせた。
「藍ちゃんには、厳しいかな・・・」。

同組の宮本勝昌は、男子ツアー初参戦の本人よりも、むしろ緊張しきってスタートの10番ティに立った。
「はじめのティショット。藍ちゃんは、緊張してないって言ってたけれど。僕のほうが足が震えてました。変な緊張感。でも、これだけアゲンスト、フォローと吹くと藍ちゃんにはやっぱり可愛そうでしたね」(宮本)。

苦戦を続ける宮里に、同じ組でまわったアジアンツアーの賞金王タワン・ウィラチャンも「藍さんはとても良いプレーをしていたとは思う。でも、風が強かったのと、男子のセッティングはやはり、難しいかな・・・」と同情を寄せた。

9オーバーは、最下位から2番目の125位。
「飛ばそうという気持ちが無意識に出てしまった。自分のプレーに、100%徹し切れませんでしたね」と、宮里。
それでも最後は気丈に言った。
「悔しいけどこういう日もある。明日はせめてイーブンパー。メリハリをつけてギャラリーのみなさんに良いプレーを見せたい」。

  • 同組の宮本の豪快なティショットに思わず拍手を。左端は、やはり同組で回ったアジアンツアー賞金王のタワン・ウィラチャン)

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