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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2006

インドのジーブ・ミルカ・シンはまたもや…

18番で1,5メートルのパーパットを外して・・・
またしても日本での初優勝はお預けだ。首位タイで迎えた18番。第2打がグリーンに届かず、アプローチで寄せた1.5メートルのパーパットが決められなかった。

これには、チャンピオンの市原も目が点だ。
「18番のジーブのセカンドは100ヤードもなかったはず。最低でもプレーオフと覚悟していたのに・・・」。

先週、欧州のメジャー戦『ボルボマスターズ』で今季2勝目をあげて、自信満々で舞い戻った。
初日から首位を守り、神がかり的にスコアを伸ばし続けた。

周りの選手も、「今のジーブは誰にも止められない、手がつけられない」とため息をついていたものだ。

しかし、いよいよ最終日に息切れ。
前日3日目に出ていたインフルエンザの症状が、その勢いにストップをかけた。
「今日はほんとうに具合が悪くて・・・」と、肩を落としたジーブ。
「今日はずっと短いパットが決められなかったんだ。さすがに、最後のパットにはほんとうにガッカリしたよ」。

海外のビッグトーナメントで勝ち星をあげながら、いまだ日本ツアーで勝てない不思議。
「まあ、それはね、勝てるときもあれば勝てないときもある・・・って、そういうことじゃない?」と苦笑いで言い残し、次週のアジアンツアー出場のため慌しく中国に旅立った。


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