プロゴルファーの父親の教えでゴルフを始めた。20代後半まではアマチュアとしてプレーし、母国の『フィリピンアマ』をはじめ多くのタイトルを獲得した。2006年にプロ転向し、同年はアジアンツアーで賞金ランク７位に入ってルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。11年は未勝利ながらアジアンツアー賞金王に輝き、12年から日本を主戦場に。残り２ホールで２打リードから逆転された12年『日本オープン』など７回の２位を経験した後、21年の『ミズノオープン』でついに初優勝。コロナ禍の特例で自らバッグを担ぎ、クラブは11本だけだったが３打差首位から逃げ切った。同年夏には東京五輪にフィリピン代表として出場している。23年の『ゴルフパートナーPRO－AM』ではおなじみになった“セルフプレー”で蟬川泰果との最終組対決を制して２勝目を飾る。24年は大苦戦していたがラスト２試合で617万円を加算して賞金シードに滑り込んだ。