記事

ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2023

パグンサンと蟬川が再び熾烈な一騎打ち「タイガのミスを待つしか・・・」「自分が良いプレーをしないと追いつけない」

3日目の最終組は、同伴アマも含めてハイレベルなV争い。


プロは23歳差の戦い。

フィリピンのパグンサンVS蟬川泰果(せみかわ・たいが)は、共に「64」で競ってプロの部で頭2つ抜けると、昨年覇者の平野大樹(ひらの・だいき)さんと、一昨年覇者の水上晃男(みずかみ・あきお)さんの再タイトル争いも、見応えたっぷり。

「アマチュアのお2人も本当に上手くて。雰囲気も凄くよくて楽しかった」と、パグンサン。



「ほんと、彼は凄いよ。飛ぶし、小技も上手いし、若くて笑顔がよくて格好いい!」と大絶賛する蟬川とバーディの奪い合い。

組の接戦ムードに乗じてショットもパットも冴え渡り、「きょうは僕もすべて良かった」と、お天気の回復にも合わせて心もスコアも青天井。

前半7番から3連続を奪うなど、通算19アンダーまで伸ばして辛くもスタート時の1差を守ったが、いざ最終日の策が見当たらない。


「タイガには隙がないんだ。明日もとにかく自分が集中して・・・。あとはタイガのミスを待つしかないかなw」。
2年ぶりの通算2勝目をかけて、45歳が腹をくくった。


追いかける蟬川。



この日は10番で、196ヤードの右ラフから7アイアンで約3メートルのチャンスに乗せるイーグルもあったが、最後の最後にこの日唯一のボギー締め。

約1メートルのパーパットを読み違えた。


「自分が良いプレーをしないと追いつけない雰囲気だった」と、パグンサンの絶好調ぶりを語り、「明日も目の前にトップの選手がいる」と、最終日もパグンサンと再びの最終組に集中しながら、「後続は少し離れていますがこのコースなら、2打差3打差はあってないようなもの」。

後続組にも十分に警戒を払いつつ、「後悔のない1打を打てれば」。

今年4月の「関西オープン」に続くプロアマ通算4勝目をにらむ。


関連記事