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セガサミーカップゴルフトーナメント 2006

6位タイの細川和彦監督へのお見舞いは、ツアー通算9勝目

北海道を「舐めていた」。会場入りするなり、温度差についていけずに風邪を引いた。「真夏の服のまま来たのがいけなかった・・・」。

この日初日は、長袖のウィンドブレーカーを一度も脱がなかった。
「喉も痛いし、少し熱もあるみたい。だからコースでも、その場で風と距離を計算してポンと打つだけ。・・・体調が悪いほうが、無理をしないので良いのかも」。

3アンダー6位タイスタートに「上出来」と、笑った。

恩人のためにも、1年ぶりのツアー通算9勝目がなんとしても欲しい。
先日、胃の全摘手術を行った王貞治監督とは、かねてより親交が厚い。

監督自らスポンサー探しに奔走してくれたり、細川が難病を患ったと聞けば良い病院があると紹介してくれたのも王さんだった。
「そんな監督を元気づけられるのは結果しかないし、恩返しができるのも、結果でしかないと思うから・・・」。

ソフトバンクホークスも、そのためにチームが一丸となっている。
「優勝さえすれば、監督の病気が治るんじゃないか・・・」。
細川もそんな気持ちでいま、コースと向き合っているそうだ。

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