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フジサンケイクラシック 2006

武藤俊憲、現在ドライビングディスタンス1位

富士桜の5番、15番で計測中のドライビングディスタンス。この3日間で平均322.17ヤード飛ばしてトップに立つのは、5月のマンシングウェアオープンKSBカップでツアー初優勝をあげた武藤俊憲。

今週、もっとも飛ばした選手にはツムラ提供の賞金100万円が贈られる。
このボーナスを、手放したくない理由がある。
妻・妙子さんが妊娠中。
「ぜひ、出産費用にあてたいんです」。

一家の長として意気込むほかに、実は目的がひそかにもうひとつ・・・。

「白石さんに会いたい!」。

最終日の表彰式。恒例のプレゼンターは今年、女優の白石美帆さん。
伝統の優勝杯をチャンピオンに手渡すため、会場にやってくる。

武藤のスコアは通算2オーバー20位タイ。
優勝杯を受け取るのは無理そうだが、「ひょっとしたら、ドライビングの賞金も白石さんの手で・・・?」と、ひそかな期待を持っているのだ。

それでなくても、何か言葉くらいはかけてくれるかもしれない。
だから、「せめて飛距離1位で表彰式に出る!」と、決めているそうだ。

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