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カニトップ杯チャレンジトーナメントII 2006

優勝を逃し2位となった森田徹。「今回は良い勉強になった」。

スタートホールでのティショット
森田徹はこれまでの試合で、最終日に伸ばすことができずに悔しい思いをしてきた。それが初優勝への壁にもなっている。

首位で迎えた最終日最終組でのラウンド。
森田は再び壁にぶち当たってしまった。
午前のアウトで3つのボギーで大前和也に逆転されると、今季好調な小野貴樹にもリードを許してしまう。
後半に入って15番ミドルでのチップインバーディで追いすがるも、次の16番でのチャンスを物にできず、攻撃の手を緩めない大前に追いつくことができなかった。

ホールアウトした森田は、「精神的に弱い」と自らを厳しく評した。

この日、ショットの安定を欠いた森田は、「前半の3ボギーは課題だが、後半は悪い中での1アンダーは次の自信になる」と、あくまでも前向きにとらえる。

森田は2位の賞金180万円を積み上げて、チャレンジ賞金ランキングは6位に。また、今年のチャレンジ賞金ランキングで6位以下の5名が得られる、ファイナルクォリファイングへの出場権も当確という位置を確保した。

森田は、「今回は良い勉強になった。失うものは何もないので頑張る」と、チャレンジトーナメント残り2戦に向けて意欲を見せた。

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  • 18番ホールではバーディを決められず肩を落とす

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