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カニトップ杯チャレンジトーナメントII 2006
カニトップ杯チャレンジII初日は森田徹が首位タイのスタート。
秋の強風は選手たちを苦しめ、スコアを伸び悩ませた。更に、舞台となった杜の都ゴルフ倶楽部は、コース全長が7,231ヤードとタフなコースで、風と相まって選手たちを更に苦しめた。
この厳しいコンディションの中で初日に首位に立ったのは、4アンダーの68でラウンドした森田徹、石丸昌史、佐藤将司の3人。
森田は、「調子はだいぶ良くなっている」といい、「明日は4オーバーで良いというくらい気楽にまわりたい」と気持ちのうえでも余裕を感じさせた。
前半を1アンダーで折り返し、10番、11番で長めのパットを沈めてパーをセーブしてリズムを保つことができた。
難易度の高いコースについても、「風の無いベストコンディションだと狙うポイントが定まって打ちにくいが、風が右から吹けば右に、左から吹けば左に」と気持ちを楽に持ってショットできたことが好結果につながったようだ。
森田は、「狙ったところに球が出せている。明日以降も自分を信じて球を出せれば」とショットの安定度を感じさせる。
森田は、出場13試合のうち5試合でトップ10入りしている。トップ10入り5回というのは、チャレンジ賞金ランキング1位の小野貴樹と3位の重原啓利、そして森田の三人のみ。
また、予選落ちが2回だけで、これもチャレンジ賞金ランキング上位では小野貴樹と森田の二人。更に平均ストロークでも小野貴樹に次いで2位。この実績から見ても安定度が伺える。
現在の森田のチャレンジ賞金ランキングは10位。
この大会での活躍により、一気に賞金ランキング上位へ食い込む可能性もある。
森田は「風と自分を信頼できれば」と明日のラウンドにも自信を覗かせる。
尚、サスペンデッドにより1ホールのプレーを残した組の再開は、午前6時50分に行なわれ、第1ラウンドのプレーは完了した。
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