Tournament article
JCBクラシック 2007
大会初日はサスペンデッド
このため午後スタートの全24組72人が、この日のうちにホールアウトできなかった。
地元・東北福祉大出身の宮里優作もそのうちの1人(=写真)だった。
3連続バーディを奪った直後の4番パー4で、中断のサイレンを聞いた。
後半の1番で、残り97ヤードの第2打は、サンドウェッジでバックスピン。ピンそば20センチにつけた。
さらに2番パー4ではサンドウェッジで打った残り116ヤードの第2打を直接入れた。やはり強烈なバックスピンが、今度はみごとにカップイン。
勢いは止まらずに、3番で左手前30ヤードのアプローチは1.5メートルにピタリ。
「アドレスで、ボールから離れすぎている」と、気がついたのは前日の水曜日。
ボール半個分、近づいて構えるようにしたが、この日前半はタイミングが合わなかった。
そのため「12番でボギーが来たが、落ち着いてさばいていたら、そのあとバーディが取れた。良い流れにつながった」という。
せっかく波に乗りかけたリズムを、雷に遮断されたかっこうだが別段、気にはしていない。
第1ラウンドの残り競技は、翌6月1日の6時40分より再開予定。
続く第2ラウンドは、8時よりスタートする予定だ(午後スタートは12時15分予定)。
長い1日となりそうだが、「長丁場は得意なほうだし、たくさんホールがあったほうが流れを作りやすいから」。
4アンダーは暫定5位タイから、さらなる上昇を目指す。