Tournament article
ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2007
地元・広島県出身田中秀道「自分のプレーさえやりきれば」
「期待に応えたい気持ちは一杯だけど・・・今週もあまり笑顔は出ないと思う」。
米ツアーからの復帰元年。
腰、背中、肩・・・。あらゆるところに後遺症を抱えたままの帰国で、良い結果が出せるはずもない。
5月末には2試合を欠場し、そして先週は今年2度目の棄権をした。
久しぶりの八本松は、古い松の木にセパレートされて、グリーンも硬く速い。
「より高精度のショットが要求されていると改めて感じている」。
もちろん、ここで好プレーを披露したいのはやまやまだが「今の状態では・・・」。
責任感が強い選手だけに、気持ちと体調のギャップにストレスは増すばかりだ。
とりあえず今は、ファンのためという気持ちをよりもまず、自分のためにプレーがしたい。
「ひとつでもバーディを取る気持ちで自分のプレーをすれば、自ずと皆さんにも喜んでいただけると思うから」。
まずは八本松と無心で対峙する構えだ。