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KBCオーガスタ 2007

横尾要「たまには、同組対決なんてのもいい」

今大会は過去6回出場して、通算8アンダー4位タイにつけたこれが予選通過3回目だ。これまで、決勝進出をはばんでいたのはもちろん、芥屋の高麗グリーン。
「目がジョリジョリで、4メートルから平気で3パットする」。
そればかりか、前日初日は「お先に」のOK距離を弾かれた。しかも2度も・・・。

それだけに、横尾にとってグリーン攻略が何よりの鍵を握るがこの日2日目はショットが絶好調。
「きっちり近くにつけて、チャンスをしっかりモノに出来たことが大きい」と、ボギーなしの6アンダーに笑顔もほころぶ。

6打差の首位には宮本勝昌。
日大時代、片山晋呉を含めて「三羽ガラス」と呼ばれ、しのぎを削った。
揃ってプロ入りを果たし、第一線で活躍する今も互いに「永遠のライバル。絶対に負けたくない」と思いもむき出しに、懸命にリーダーを追いかける。

「差がついたといってもまだ6個でしょう? 明日は宮本にゆっくり行ってもらって最終日には同組対決…なんてのもたまにはいいよね! 2人で盛上げたい」。
学生時代そのままの無邪気さで、挑戦状を突きつけた。

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