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コカ・コーラ東海クラシック 2007

宮里優作が単独首位に

打ち込んだら即「1ペナ」を覚悟する三好のラフは、ティグラウンドから230ヤードを超えたあたりから、特に深さを増すという。だから、優作は距離の短いホールでドライバーを握り、長いホールはあえてスプーンやアイアンで刻むことにしている。

「ラフでも、ピンまで100ヤードならなんとかさばける。逆に、距離の長いところでラフに入れると本当にもう、ノーチャンスだから」。たとえ、距離が残っても確実にフェアウェーから打つ。
「ついドライバーを持ちたくなる欲との葛藤もあるけれど、気持ちを抑えてコントロール」。
禁欲のコースマネジメントで、首位獲りだ。

地元・沖縄で行われた日本プロ以来、今季2度目のチャンス到来。
しかし「いまはまだ、コースをどう攻めるかで一杯一杯で・・・」。
これまで再三、逃してきたツアー初優勝への思いはあえて、封じ込めた。

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