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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2007

先輩も負けられない!宮里優作と岩田寛も、3打差4位タイから初優勝をねらう

通算6アンダーで並んだ藤島豊和は、東北福祉大のひとつ下の後輩。後輩は、「先輩たちより先に初優勝をあげる」と意気込むが、絶対に阻止したい。
同組の尾崎健夫が「あいつは、鮮やかなゴルフをしていたな」と褒めちぎった岩田寛(=写真上)は、口数は少ないが、秘めた闘志は相当なものだ。

ルーキーイヤーの昨年、日本オープンで5位に入ったのをきっかけに初シード入り。あの片山晋呉も認めた天賦の才能を持ち、もっとも優勝に近い選手のひとりと言われる逸材だ。
本人も貪欲で、「明日は、スイングはやわらかく。でも気持ちだけは力んでやりたい」と、淡々とした口調の中に気合を込める。

一方「今日は苦しい展開の中でも切れずに、2アンダーで回れたから」と振り返る宮里優作(=同下)もまた、言うまでもなくいまもっとも初優勝が待たれる選手のひとりだ。
先月28日には、モデルの紗千恵さんと籍を入れたばかり。
「明日は3打差でも4打差でも関係ない」と頼もしく、残念ながら仕事の関係で応援に来られない新妻に、逆転の新婚Vを届けたいところだ。

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