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マンシングウェアオープンKSBカップ 2007

清田太一郎「早く日本に帰りたい」

主催者推薦を受けた今大会は、自身の今季日本ツアー第1戦。昨年、クォリファイングトーナメントの3次で失敗した。ツアーはおろか、二部組織のチャレンジトーナメントさえ出られない。
完全に道を絶たれた清田は、アジアンツアーに活路を求めた。

「仕方なく」とはいえ、いずれは挑戦してみたいツアーではあった。
予選会で13位につけて、念願かなって出場権を手に入れることができた。
今年の稼ぎ場はひとまず確保できた。
今季これまで6試合に出場し、毎週のように国境を越える過酷な転戦にも慣れてきた。
アジアンツアーは、オフィシャルホテルとコース間を結ぶシャトルバスを運行している。

いつも同じ顔ぶれで移動しているうちに、友達もできた。
「かなり、向こうの雰囲気に溶け込んできた」とはいうものの、やはり本音は「日本が恋しい」。
正直言って「ホームシック」寸前。
「そりゃあ帰りたい。日本でやりたいですよ」。

今回、久しぶりに帰国して改めてその思いを新たにしたという。

この日3日目の第2ラウンドは、14番でダブルボギーを打ちながら、「ナイスカムバック」。
3番で、豪雨のため競技中断。
土砂降りの雨が、嫌な流れを断ち切るきっかけになった。
競技が再開されて、後半の6番から3連続を奪った。
7番では8メートルの長いバーディチャンスを決めた。
通算7アンダーは、3位タイと絶好の位置。

次週の三菱ダイヤモンドカップも、昨年7位タイの資格で出場権がある。
日本ツアーは当面、この2戦。少ないチャンスを生かしたいところだが、「とりあえず、自分のゴルフをするだけです」。淡々と話した。

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