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マンシングウェアオープンKSBカップ 2007

大会初日はノーゲーム

雷雲が去ったと思ったら、今度はとてつもない強風だ。瞬間最大風速は24.8メートル(岡山地方気象台)。暴風に、木々の枝はバタバタと落ち、幹は折れてしまいそうなほど強くしなった。
ギャラリー用に設置された椅子が、風に飛ばされひっくり返った。
危険な仮設物は、スタッフの手で手早く片付けられた。

打ち下ろしのホールなら、立っているのもやっとの状態。「ショットが、ほとんど直角に曲がって流されていった」と証言した選手もいた。
グリーン上のボールが動いてしまうことを怖れ、選手たちは風が弱まるのを待つのだが、いっこうにその気配はない。
これ以上、プレーを続けることは不可能だった。
11時14分に競技を一時中断。
午前組は、第1組が11ホールまで競技を終えていたが、その約2時間後に強風による大会初日の中止が決定した。

中断時点で、横尾要(=写真)がボギーなしの2アンダー首位に立っていたが、その記録もスコアボードからひとまず消えた。

これにより、予選第1ラウンドは改めて翌18日(金)に、同第2ラウンドは19日(土)に行う予定。
また決勝ラウンドは、20日(日)に行う予定だ。

ちなみに強風による中止は、今大会の前身でもある「デサントクラシックマンシングウェアカップ」2日目以来の出来事である。

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