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コカ・コーラ東海クラシック 2008

3連勝に挑む、カミロ・ビジェガス

昨年よりグっと風格も増して、醸し出す雰囲気は自信に満ちあふれているようだが、それも当然だ。先週のプレーオフ最終戦「ツアー選手権」でプレーオフの末に2連勝。

母国コロンビアの大統領もこの快挙には大喜びで、副大統領を通じて「君を誇りに思う」とのメッセージをさっそく寄せたという。

もはや米ツアーの雄として舞い戻った3度目の三好は前日火曜日にコース入りしたばかりだ。
時差ボケのまっただ中で、会見中はつい大あくびが出てしまって「失礼。今頃、眠くなってきました」と、照れ笑い。

日曜日に大舞台で激戦を繰り広げた疲れは、確かにまだ残っている。
藤島豊和とのプレーオフを制した昨年よりも、タフな戦いになるのは承知の上だが「コースはもう、良く分っているから」。
タフなスケジュールにも、連覇しか見えていない。

しかも、舞台こそ違うが今週、勝てばカミロにとっての“3連勝”となる。
「僕にとって、最終日のバック9で優勝の可能性がある位置でプレーすることが、何よりのモチベーション。いかに勝ち星をあげるかということにこだわって今週もプレーしたい」と、ビジェガス。

いよいよ迎える初日は昨年に引き続き、2年連続で17歳の石川遼と同じ組だ。
「才能のある少年とのラウンドはとても楽しみ」と、再戦を待ち望む。
また、今年は3つ下の弟も参戦。
兄弟揃って初のツアー出場に、「これからプロとしてのキャリアを積む彼にとっても貴重な経験。こういう機会を与えてくださった主催者のみなさんには本当にありがたい」。
いよいよ2日より始まる本戦を前に、弟に変わって感謝の気持ちを示していた。

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