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ブリヂストンオープン 2008
池田勇太「土日にジャンボさんと回りたい」
また、千葉学芸高時代から2度のベストアマチュア賞に輝いた今大会。主催のブリヂストンは、クラブ契約先でもある。
さらに会場のここ袖ヶ浦カンツリークラブは実家から車でわずか5分という立地で初日から応援も多いなど、自然と気合いが入る材料が山盛りだ。
その池田の目がますます輝いた。
途中のスコアボードに、あの人の名前が・・・。
一時、5アンダーで首位につけたジャンボ尾崎はゴルフを始めた6歳のころから池田の憧れだった。
「テレビをつけたら、毎週勝ってるんだから」。
子供ながらに強烈に焼き付いた姿こそ、「あれぞプロ。俺もああなりたい」。
22歳という年齢にはふさわしくない(?)3タックのスラックスを今だに愛用しているのもその一環だ。
それほどに尊敬を寄せる選手が61歳を迎えてなお、リーダーボードの一番上にいる。
これに発奮しないわけがない。
後半の6番から6メートル、1メートル、7メートルのチャンスを沈めて3連続バーディに「最後はラッキー」と、ニヤリ。
しかも「気がついたら」ボギーなしの66は3位タイスタートに、「土日はぜひジャンボさんと一緒に回りたい」。
夢の組み合わせに胸踊らせた。