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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2008
今年も子供たちが大活躍! キッズエスコート
「ナイスショット!!」。
ディフェンディングチャンピオンが1番ティで、ティショットを打った瞬間だ。
「す、すげぇ〜っ!」。
「あんなショット…俺、初めて見たよ!」。
子供たちが、揃って感嘆のため息を吐きだした。
この日最終日に行われた恒例の“キッズエスコート”。
前日3日目に、開催コースの宍戸ヒルズカントリークラブの東9ホールでスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップに参加した子供たちが、出場プロと手をつないでスタートティに入場するセレモニー。
9時50分のティオフ。片山と深掘、そして2002年大会のチャンピオン・佐藤信人という豪華メンバーとともに入場したのは、沖縄県の名護私立大北小学校と、千葉県・成田私立加良部小学校のみなさんだ。
握りしめたプロの手のひらは「大っきかった!」と、口を揃えた。
パッティンググリーンから、ティグラウンドまでわずか十数歩の間にその感動を噛みしめた。
プロと一緒に大ギャラリーの視線を一身に受けて、身の縮まるような思いをしたのもつかの間だった。
記念撮影のあと記念のマーカーを受け取って、ティグラウンドの片隅でスタートを見守った。
プロの迫力ある弾道に、みな口をあんぐり。
「片山選手も、深掘選手も、佐藤選手もほんとうにすっごくカッコ良かった」。
子供たちは、そんな素直な感想で満場一致だ。
手をつないで入場できるキッズは1小学校につき3人まで。
前日のスナッグ対抗戦でアルバトロスを達成した地元・茨城県の笠間市立北川根小学校4年の伊藤圭亮くんは、学校の方針でジャンケンで担当割を決めたため、学校名のプラカードを持って入場するほうの係になって残念がったが、かわりに同じ最終組を受け持つことになった広島県の東広島市立三ツ城小学校の中原誠くんとすっかり意気投合だ。
「いっちゃん(伊藤君)」
「ナカナカ(中原君)」と呼び合い、じゃれ合った。
2人とも小4と、スナッグゴルフ対抗戦の出場資格がある最高学年のため、宍戸で会えるのはこれが最後だが、しっかりと互いの住所も交換しあった。
「いつかプロになって、ナカナカとツアーで会えたらいいな!」と伊藤くん。
将来、宍戸で優勝争いを繰り広げる2人の勇姿が見られるかも…!!
UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズはこれからも、キッズの夢と希望を支え続けます。