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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2008

3人のメジャーチャンピオンの初日は

昨年の全米オープン覇者、アンヘル・カブレラ(=写真上)は2アンダー27位タイに「最後(9番)のボギーはもったいなかったが、全体を通して今日は良いプレーが出来た」と、手応えはまずまずの様子。

大きく出遅れた同組の石川遼には「まだまだ若いので、経験を積む必要があるが才能はある。頑張ったら良い選手になる」と、エールを送った。

また、イーブンパーの50位タイとやや出遅れた92年のマスターズチャンピオン、フレッド・カプルス(=同中)には同組の谷原秀人が、思わずうんざり顔だ
「ティショットで常にカプルスに置いてかれた? ・・・置いてかれた、なんてもんじゃないですよ」。

やはり同じ組の宮本勝昌もかなりの飛ばし屋だが「宮本さんよりも余裕で飛んでいたし、常に300ヤードはいっていた。しかも曲がらない。ほんと、上手いですよ」。
スコアでは4アンダーと、カプルスより上をいったもののその技術には完敗だ。

先週までの賞金ランキング(3位)の資格で、この年末に行われる米ツアーのファイナルQスクールの出場権を得てエントリーも済ませたが、カプルスのゴルフを間近にして4年前がよみがえる。

2005年にいちど、本格参戦を果たしたものの打ちのめされて1年で撤退。
もし再び予選会を突破して、来季2度目の挑戦が実現したら・・・。
「またあんな凄いのばっかりいるんだよなあ。あぁ〜気持ち悪い!」と、思わず本音がこぼれ出ていた。

なお、89年の全米オープン連覇の53歳、カーチス・ストレンジ(=同下)は3オーバーの103位タイ。
「このコースは大好きだが、本当に上手にプレーしないとスコアメイクができない。今日の結果にはがっかりだが、明日には調子をあげたい」と、巻き返しを誓っていた。

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