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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2008
横尾要「今日は100点以上のゴルフです」
「ティショットはドライバーでフェアウェイ。セカンドはピンにまっすぐ。少しショートしたけどパットも良くて。これでリズムがつかめた」という。
ピンチらしいピンチもほとんどなく、バーディラッシュで波に乗り、ボギーなしの62は自身のベストスコアを更新。
8アンダーで首位発進した横尾は「今日のゴルフは100点以上の内容です」。
言った瞬間、満面の笑みがこぼれ出た。
先週から兆しはあった。
ANAオープンでも「ゴルフの内容はすごく良い」。
しかしスコアとうまくかみ合わずに「気がついたら予選落ち」。
仕切り直しの今週は、優勝賞金4000万円。しかも、アジアと日本両ツアーの賞金ランキングの加算され、出場人数の約半数が外国人プレーヤーだ。
横尾の組も、初顔合わせのアンソニー・カーン(米)と林文堂(台湾)の2人に挟まれて、 「日本でやってる感じがしない。違うツアーに出ているような緊張感。気持ちが引き締まった」という。
昨年、相模原ゴルフクラブで行われた日本オープンで2日目まで首位(最終5位)。
また一昨年、埼玉県の狭山ゴルフ・クラブで行われた三菱ダイヤモンドカップで3年ぶりのツアー5勝目。
名門とか、難攻不落といわれるコースでめっぽう強いことについて「偶然ですよ」と謙遜したものの、やはり関西の名門、ここ茨木カンツリー倶楽部で行われた96年の日本オープンでも5位タイにつけており、「なんかあるかも」と、好スタートにちょっぴりその気だ。