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PRGR CUP 2008

悔しさをバネにチャレンジ初優勝! 額賀辰徳

ボール半個分への想いが額賀をこの優勝に導いた。
昨年のサードクォリファイングを受験した額賀。
最後のパットはカップに半個分はいりかけたところで止まってしまい、1打差で通過を逃してしまった。

昨シーズン額賀は8試合のチャレンジトーナメントに参戦。
トップ10が4回と、後もう1歩のところまで来ていただけにそのショックは大きいかと思われたが、額賀自身「通るな!ってことかなと思いました。まだまだ何か自分には足りないものがあるんだな!と思った」と試合がない期間は、真摯に自分に向き合い「ただ止まっているわけにはいかない」と、その悔しさをオフシーズンにぶつける決心をした。

今年の1月半ばから額賀は先輩プロゴルファー木村佳昭らと宮古島で合宿を行い、筋力アップやランニングに明け暮れた。
「絶対、開幕戦のPRGR CUPで優勝する!」そう宣言したのは、合宿中、先輩と一時の休息としてお酒を飲んだ時。「まだ実現したなんて信じられない」と、表彰式終了後、話していた額賀だがその表情は喜びと自信に満ち溢れていた。

将来の夢は、「アメリカでプレーすること!」と、話す額賀の最大の強みは300ヤードを優に超える飛距離。最終日のこの日は7番ホール(292ヤード、par4)を1オンさせ、バーディ。昨年「望月東急JGTOチャレンジⅠ」で行われたドライビングコンテストでは353ヤードを記録し見事1位を獲得し、周囲を驚かせていた。

プロ転向後、2年で手にしたチャレンジ初優勝は、まずは夢の実現への第一歩。
「今は一つひとつ目の前にあることをしっかりやっていきたい」と、今年はチャレンジトーナメントを主戦場にし、更なる飛躍を目指していく。

※この優勝で額賀は「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」への出場資格を獲得した。

  • リクエストに答えて苦笑いしながら・・・
  • この日会場をおとずれていた里見小学校の生徒達からサインを求められ、応える額賀

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