現在チャレンジトーナメント賞金ランキングの１０位以内に額賀辰徳、田島創志、上井邦浩のダンロップ契約３選手がつけており、それぞれ来年のツアー出場をかけて戦っている。
今週のＳＲＩＸＯＮチャレンジ（9/18〜19兵庫・有馬ロイヤルＧＣ）は、契約先のＳＲＩスポーツが主催する大会だけに、より一層力が入る。

特に額賀は開幕戦に優勝して、幸先のいいスタートを切った。現在賞金ランキング４位で来年のツアー優先出場権も見えてきている。課題があるとすれば、ゴルフに波があることだ。６６も出れば８０台もありうる。この辺が安定してくれば、間違いなく上のツアーでも戦えるだろう。６６をマークする爆発力があるだけに、楽しみな逸材である。

田島はツアー復帰に燃える。２００６年にシード権を失い、昨年はＱＴの資格でツアーに１５試合出場したが、シード権を取り戻すことは出来なかった。さらにファイナルＱＴでも結果を出せず、今年はチャレンジが主戦場となっている。２００３年にはＫＢＣオーガスタに優勝している実力者だけに、ツアー復帰が待たれる。

上井はアマチュア時代から実力を評価されており、ナショナルチームにも選ばれ、世界アマの日本代表として出場している。ただ2005年にプロ転向してからは、それまでの順調な道のりからすると、伸び悩んでいる印象である。
しかし、今年に入ってチャレンジ7試合中3試合でベスト10入りを果たしており、その他にもツアーに3試合出場しているが、いずれも予選を通過しており、着実に力をつけてきている。今大会でも大いに注目したい。

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